こんばんは、ゴジです。
今日は本格的なバターライスのレシピを紹介。
カレーやドリア、ハッシュドビーフにチキンライス。洋食には欠かせないですね。
シンプルな料理ですが、作り方もいろいろあります。
炊いたご飯にバターを合わせるなんちゃってから、バターを入れてご飯みたいに炊くもの、などなど。
お手軽レシピはネットに溢れているので、今日はフレンチ仕様のプロの炊き方で紹介します。
と言っても簡単なんですけどね。
材料
玉ねぎ 80g
バター 20g
米 300g
水 300g
塩 適量
プロが教えるポイント

米は洗わず、油を吸わせる
バターライスはしっかりバターの香りを吸わせてあげるのがポイント。
水で洗うと水分を吸収してしまうので、油が入りにくく米の表面に油が浮きます。ギトギトになります。
なのでバターで炒めて油を吸わせてから、水を入れることがポイント。
水で洗うと米が割れやすくもなるので、必ず洗わずに。
炊くときに水分を吸わせる
普通のごはんを炊く時は、米を研いでしばらく吸水させてから炊きますよね。
炊く前に水分を吸わせているので、焦げづらいです。
バターライスは生米から炊くので、当たり前ですが水分が少ない。
ごはんを炊くように作ってしまうと、底の方がすぐに焦げ付いてガビガビに。
火にかけながら米に水分を吸わせて、炊き始めることで焦げにくくなります。
どうしてもコンロで作るとおこげは出来ちゃいますけどね。
ストウブや、ルクルーゼで有名なココット鍋なんかをオーブンに入れて炊く時は、これをするかしないかで全く違うので知識として。
作り方
鍋にバターを入れ、弱火にかける。

バターが溶け切る前に玉ねぎを入れ、塩をひとつまみ。
水分を出して、玉ねぎの味を凝縮。

焦げない様に底の方から混ぜながら、半透明になるまで加熱。

米を入れ、これも底の方から混ぜながら半透明になるまで。

このくらい透き通ってきたら、水を入れて強火に。

底から混ぜながら沸かす。

しばらくそのまま沸かし続けて、水分を米に吸わせる。
底の方から混ぜながら、焦げない様にすること。
このくらいが目安。底に線が引けるくらい水分を吸わせる。


できる限りの弱火にして、蒸気が逃げない様にアルミをかぶせてフタをし、12分。

12分経ったら火を止め、一度フタをあけて確認。
綺麗に炊き上がっていれば、フタをして10分蒸らす。表面が水っぽければ、3分程度追加で加熱。

蒸らし終わったら、底の方からよく混ぜて塩で味付けして完成。
底についた焦げも酷くないはずなので、おこげとして食べられます。ただ普通のごはんのおこげよりは固いので注意。

仕上げ

カレーやドリア、チキンライスは定番。フレンチでは、肉や魚の付け合わせとして使います。
今回はとろっとろのレア卵とピクルスを散らしてタルタルステーキ(フランスのユッケ)風に。
ウスターソースで味付けする意外な組み合わせですが、これがとっても美味しい。
お試しあれ。