30日のフランス旅行で『ごちうさ』『ハウル』の舞台、コルマールに行ってきた

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フランスの東、ドイツとの境にあるアルザス地方、コルマール。

ジブリ映画『ハウルの動く城』や、最近では『ご注文はうさぎですか?』の舞台になったことでも有名。

石畳の道に、木組みのカラフルな建物。いたるところに咲くきれいな花。

ひとたび足を踏み入れれば、そこには絵本の世界に入ったような街並みが広がります。

1ヶ月まるまるフランス旅行に行きました。その中でも街並みで一番感動した場所がコルマール。

機会があればぜひ行ってもらいたい街です。

アニメの舞台を知りたい方や、フランス旅行の参考になりますように。

コルマールまでの道のり

パリから高速鉄道TGVに乗って約2時間かけストラスブールへ。

ここで快速列車TERに乗り換えコルマールまで向かう。

ここはもうアルザス地方。パリとは違った街並み。

3、40分でコルマールに到着。

フランスの駅はどこもおしゃれ。

『ごちうさ』、『ハウルの動く城』のモデルとなった街へ

宿に荷物を預けていざ旧市街へ。

駅の近くは驚くほど普通の街。

本当にあるのか?という疑問を持ちつつ歩く。行き方は全部スマホで、ふらふらと迷いながら。

しばらく歩くと道路一本へだてて、丸ごと移し替えたんじゃないかってくらい突如現れる入り口。

ストラスブールとは違ってカラフルな建物が印象的。

いたるところに花があって綺麗な街並み。

歩いているだけで楽しい。路地に入っても現実感が全くわかない。

窓にハートをつけて浮かない街はそんなにない。

ランチはテラス席のあるブラスリーへ

旧市街を散策してると何度も通るであろうこのお店「Brasserie Schwendi」

天気が良かったのでテラス席に惹かれ、ここでランチ。

 

アルザス地方で絶対に抑えたかった、白ワイン、フォワグラ、シュークルート。

ということで乾杯は白ワイン。飲んだことのないゲヴェルツトラミネールを選んでみた。

緑色の足のアルザスグラス、こじゃれたピッチャーにアルザスに来たと実感。

そしてこれがまさかの大当たり。

ワインが詳しくなくてもわかる美味しさ。ライチのように甘く、スパイシーな香りと味。

今では大好きなワインのひとつ。

 

メニューはフランス語、ドイツ語。

上から冷前菜、温前菜、郷土料理、肉料理。コース(MENU)もある。

キッシュ・ロレーヌ、マンステール、ベッコフ、エスカルゴ・・・全部食べたいけど、フランスの一人前は尋常じゃないので我慢。

予定通りのフォワグラとシュークルートに決まり。

 

前菜は

Foie gras de canard, chutney de figue

カモのフォワグラ、いちじくのチャツネ

冷たい前菜のフォワグラ。ということはテリーヌです。

ねっとりした食感、しっかりとお酒でマリネされていて好きな味。

 

メインには

Choucroute colmarienne(5 viandes)

コルマール風シュークルート(5つの肉)

肩、バラ、スネの3種類の豚肉に2種のソーセージ。イモまで添えてあって想像以上のボリューム。

日本で食べたシュークルートはスープっぽいイメージが強かったけど、ここは汁気は一切なし。でもしっかりと味が染みていてジューシー。

肉の火入れもちょうどいい。煮すぎてとろとろになっていないから、弾力があって肉の味を強く感じる。

添えてあるシュークルートと合わせて食べると、酸味が心地よく、最後まで飽きずに美味しく食べられた。

他でも何回かシュークルートを食べたけどここが一番おいしかったなあ。

 

気持ちのいい陽気。

すぐそこの川の流れが聞こえてきたり、席に小鳥がやってきて観察したり。

ゆったりと流れる時間。

人との出会いから繋がる、新発見

昼食後もふらふらと散策。

さっきの小鳥はあそこから来たのかな?

あとでこの川沿いのお店に行こう。

本当に歩いているだけで楽しい。

 

街を歩いて気付くのは個性的な看板が多いこと。

アイスクリーム屋の男の子。

コインランドリーの謎の日本語。

なんの看板がわからないものも。

 

 

しばらく歩いて疲れたのでさっきの川沿いの店に向かう。

僕がフランスに行ったのは6月。日が完全に落ちるのが、夜10時くらい。

日中が長いからゆったり休憩しながら、日が出ている間はとにかく楽しむ。

 

店に入ると誰もいなくて、店員さんを呼ぶためとりあえず「ボンジュー」。

そういえば電気も消えてるし休憩かなと、帰ろうとしたところ奥からマダムが。

とりあえず笑顔で

「ボンジュー!」

フランスは笑顔であいさつすれば大抵なんとかなる。

席を用意してくれてひとやすみ。

完全に休憩中で、自分たち以外誰もいないんだけど、とっても良くしてくれる。

「そこで植えているの」と言って(なんとなく伝わった)、オレンジ色のフランボワーズを持ってきてくれた。

初めて食べるオレンジのフランボワーズ。早摘みのような見た目とは裏腹に味は濃くて、甘い。

間違いなく今まで食べたフランボワーズで、一番美味しかった。

 

単語をつなぎ合わせたフランス語と英語を織り交ぜ、なんとか話す。

フランスに来て2週間近く経っていたので、慣れたもので。深いコミュニケーションはとれないけど、それなりに形になっていた。

こっちが一生懸命話そうとすると、フランス人はみんな真剣に聞いて、理解しようとしてくれる。

店の隣の川には木製のボート。明日はこれに乗ろうと決めお店を後にした。

ディナーは大冒険、忘れられない思い出に

店を出て、ふらふらしているとあっという間に暗くなってきた。

でもまだ21時過ぎ。パリなら遅くないディナーの時間。

けどコルマールは違った。全然店が開いていない。

見つかるのはランチで入ったお店。さすがに他の店にも行きたい。

あてもなく歩いて、一件見つけたお店「Winstub Flory 」に入る。

客は自分たちだけだったけど、若いお兄さんがフランス語片言のジャポネ相手でも丁寧に対応してくれる。

 

とりあえず乾杯のシャンパン。一緒にリースリングも頼んでおく。

前菜は飽きもせず、フォワグラのソテーとテリーヌ。

分厚いフォワグラのソテーは外はカリッと中はジュワっと完璧な火入れ。

付け合わせにはたっぷりのシュークルート。合うのか疑問だったけど、これがまた美味しい。

フォワグラと相性が良い、甘めのマルサラワインソースにシュークルートの酸味、フォワグラの脂がよく合う。

 

テリーヌはここもしっかりとお酒の利いたもの。日本ではあまり食べられない味なので、本当にうれしい。

きれいな色に、ねっとりした食感。甘めのイチジクのジャムと一緒に食べると素晴らしいマリアージュ。

 

メインは少し冒険。

魚介のシュークルートと、仔牛腎臓(ロニョン)のマスタード煮込みに。

まず来たのが魚介のシュークルート。

これは大失敗。魚はパサつき、全体的に塩気がない。

アメリケーヌ、クリームと2種類のソースで飽きずに食べさせようとしている感じはある。だけど味気ない食材、ボリュームの割にソースが少ない。後半がすごくつらい。

なにより大量のシュークルートに参った。

 

シュークルートに苦戦していると、田舎らしいかわいい取り皿が運ばれる。

そのあとすぐ、なにやら銀の台を置かれた。先に来ていたシュークルートのボリュームからして嫌な予感しかしない。

心なしか皿の女の子が、ニヤついている気がする。

 

とにかく固唾を呑んで店員の所作を見守った。

厨房から出てきたお兄さんは、どでかいフライパンを二つも持ってやってくる。

期待を裏切らない登場に、笑いがこらえられなかった。

初めてのロニョンに、このボリューム。

日本では臭い、臭い、と教えられていたので食べられなかったらどうするんだ、と思ったけど臭いなんて一切気にならず。

ホルモン好きなのもあると思うけど、コブクロの方がよっぽど臭いと思う。

プリッとした食感、噛むとジュワっと肉汁が溢れ出てくる。それにマスタードソースがよく合って。

付け合わせのパスタも香りが良くてモチモチで美味しい。ニョッキみたいだけど、ニョッキより歯ごたえがある。

あとで調べたら「スペッツェル」っていうアルザスのパスタらしい。ビールを練りこんでるから香りが良いみたい。

 

日本じゃまずない演出を楽しみ、木造りの店内は心地よく。ワイワイ言いながらなんとか完食。

フランスらしいポーションと味。結果的には大満足のディナーだった。

 

店の外までお見送りしてもらって、お店を後に。

明日はボートに乗って、ランチをして、コルマールから少し離れてワイナリーにワインを買いに行く。

期待とともに、少し涼しくなった街を歩いて帰る。コルマールの一日目。

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